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理想気体ラボ

跳ね回る分子と本物の物理:圧力は壁との衝突から生まれ、P·V = n·R·T がリアルタイムに成り立つ。

これは本物の分子運動です——圧力にフェイクはありません。分子は飛び回って壁と弾性衝突し、圧力は分子が壁に与える力積から実測します(理論値 N·k_B·T/A と一致)。加熱すれば分子は速くなり、ピストンをドラッグすれば体積が変わり、分子を追加することもできます。気体定数 R = 8.314 J/(mol·K) のもと P·V = n·R·T が釣り合い続けるのを見てみましょう。

理想気体の法則 · PV = nRT
P·V=92 kPa×27.0 L=2494 J
n·R·T=1.00 mol×8.314×300 K=2494 J
気体定数: R = 8.314 J/(mol·K)
: 120 · 温度: 300 K
体積

プリセット

読み出し

温度300 K27 °C
体積27.0 LA = 54.0 m²
物質量1.00 molN = 120 個
実測圧力
0.0 kPa理論値(PV=nRT): 92.4 kPa
平均速さ0.00 m/s½m⟨v²⟩ ∝ T

公式・出典

P·V = n·R·T (R = 8.314 J/mol·K)

P from wall-collision impulse (measured)

½m⟨v²⟩ ∝ T (kinetic theory)

Boyle P∝1/V · Charles V∝T · Gay-Lussac P∝T

この気体の裏にある単位と定数

pV = nRT は4つの単位を一度に背負っています — パスカル・リットル・ケルビン・モル。2019年から気体定数 R はもう測定されていません。SI が定義で固定した2つの数の積だからです。

あなたが動かしている量

R はどこから来るのか

  • R = 8.314462618 J mol⁻¹ K⁻¹
    モル気体定数 · 厳密値。R = N_A · k_B で、どちらも定義で固定されているため
  • N_A = 6.02214076 × 10²³ mol⁻¹
    アボガドロ定数 · 「モル」を定義している — 1 モルはこの個数の粒子、と定義で決めた
  • k_B = 1.380649 × 10⁻²³ J K⁻¹
    ボルツマン定数 · 「ケルビン」を定義している — 温度を粒子1個あたりのエネルギーに換算する

理想気体 1 モルが占める体積

条件温度圧力モル体積
IUPAC の現行標準273.15 K100 kPa22.711 L/mol
1 atm — 高校化学の「標準状態」273.15 K101.325 kPa22.414 L/mol
室温 (25 °C)298.15 K101.325 kPa24.465 L/mol
沸騰した水 (100 °C)373.15 K101.325 kPa30.620 L/mol

V/n = R·T/p でその場で計算しています (R は当サイトの定数ページにある厳密値)。答えがどの気体かによらないこと、それが「理想」の意味です。2行目 (1 atm) が高校化学で暗記する 22.4 L/mol — 教科書の「標準状態」は 0 °C・1気圧です。IUPAC は1982年から 100 kPa を使っており、そちらでは 22.7 L/mol と約 1.3 % ずれるので、混ぜて使わないこと。

R は2019年に「測る数」でなくなった

2019年の SI 改定で、ボルツマン定数 (ケルビンを定義) とアボガドロ定数 (モルを定義) が厳密値として固定されました。気体定数はその積 R = N_A · k_B なので、厳密さをそのまま受け継ぎます — 8.314 462 618… J mol⁻¹ K⁻¹、もう測るべき不確かさは残っていません。日本でも同じ日に計量法の定義が改められました。

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