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ボートプロペラ計算機

ピッチ・エンジン回転数・ギア比(減速比)から、理論速度・実速度・スリップ率・必要ピッチを計算します。

インチ
rpm
:1
%

穏やかな水面では、一般にスリップ率は10〜20%が目安です。船型や負荷、プロペラの状態によって変わります。

理論速度
53.5 mph
86 km/h · 46.5 ノット
実速度
45.4 mph
73.1 km/h · 39.5 ノット
理論速度に対する実速度スリップ率: 15%
スリップ 15%
実速度理論速度
スリップの健全性
0%10%25%40%+

適正(10〜25%) — 良好な範囲

プロペラ回転数: 2,688 rpm

出典: 標準的なプロペラ速度の式(理論速度=ピッチ×RPM/(減速比×1056))とマリン業界で一般的なスリップの目安に基づく推定値です。

ボートプロペラ計算機とは?

この計算機は、プロペラのピッチ・エンジン回転数(RPM)・ギア比(減速比)から、ボートの理論速度・実速度・プロペラスリップ率、そして目標速度に必要なピッチを求めます。理論速度は、スリップがまったく無い理想状態でプロペラ1回転がボートをピッチ分だけ前進させると仮定した速度です。実際の水中ではプロペラが水に対して滑る(スリップ)ため、実速度は理論速度より低くなります。3つのモード(速度・スリップ・必要ピッチ)を切り替えて、リプロップ(プロペラ交換)やセッティングの検討に使えます。

使い方

1. モードを選びます: 「速度を求める」「スリップを求める」「必要ピッチを求める」。 2. プロペラのピッチ(インチ)、エンジン回転数(RPM)、ギア比(減速比)を入力します。 3. 速度モードではスリップ率(%)を、スリップモードでは実測速度を、必要ピッチモードでは目標速度を入力します。 4. 理論速度・実速度・スリップ率(またはピッチ)が表示され、スリップの健全性がバーで可視化されます。

計算式

理論速度 = ピッチ × RPM ÷ (減速比 × 1056) スリップ率(%) = (理論速度 − 実速度) ÷ 理論速度 × 100 実速度 = 理論速度 × (1 − スリップ率 ÷ 100) ここでピッチはインチ、RPMはエンジン回転数、減速比はギア比です。定数1056は、インチ毎分をmph(マイル毎時)へ換算するための係数です。プロペラ回転数 = エンジン回転数 ÷ 減速比 になります。

結果の読み方

理論速度はスリップ0%の上限値で、実速度はスリップを差し引いた現実的な速度です。スリップ率が穏やかな水面で10〜20%程度なら一般的に良好です。10%未満はプロペラが大きすぎる(ピッチ過大)か負荷が軽い場合があり、25%を超える場合はベンチレーション、過負荷、プロペラの損傷や不適合を疑います。必要ピッチモードでは、目標速度を出すためのピッチと最も近い市販ピッチの目安がわかります。

FAQ

プロペラスリップとは何ですか?

スリップとは、プロペラが1回転で理論上進むはずの距離(ピッチ)と、実際に進んだ距離の差を百分率で表したものです。水は固体ではないためプロペラは必ず多少滑ります。スリップは「無駄」ではなく、推力を生むために必要なものです。

適正なスリップ率はどのくらいですか?

穏やかな水面では一般に10〜20%が目安です。プレーニングボートで適切にセッティングされていれば10%台になることが多いです。船型・積載・トリム・プロペラの種類によって変わるため、絶対的な正解はありません。

ピッチとは何ですか?

ピッチは、プロペラが固体中で1回転したときに理論上進む距離(インチ)です。ピッチが大きいほど最高速は伸びやすい一方、加速や低速トルクは犠牲になります。ピッチを小さくすると加速重視になります。

ギア比(減速比)はどういう意味ですか?

ギア比はエンジン回転数とプロペラ回転数の比です。例えば1.86:1なら、エンジンが1.86回転する間にプロペラは1回転します。減速比が大きいほどプロペラはゆっくり回り、より大径・大ピッチのプロペラを回せます。

スリップが高すぎる原因は何ですか?

主な原因はベンチレーション(空気の吸い込み)、過負荷や船型に対する出力不足、トリムやプロペラ取り付け位置の不適切、プロペラの損傷・摩耗、用途に合わないプロペラ選定などです。25%を大きく超える場合は、これらの点を確認してください。