尺貫法(日本の伝統単位)
尺貫法は日本の伝統的な度量衡で、長さの尺と質量の貫を基本とします。日本はメートル法を採用しましたが、坪や合など一部の単位はいまも日常的に使われています。
変換
主な単位とメートル法換算
この体系は長さ・面積・体積・質量をカバーします。1尺は正確に 10/33 メートルと定められ、1合は米や酒を量る身近な単位です。
| 単位 | 漢字 | メートル法換算 |
|---|---|---|
| 長さ | ||
| 寸(すん) | 寸 | 0.030303 m |
| 尺(しゃく) | 尺 | 0.30303 m |
| 間(けん) | 間 | 1.8182 m |
| 町(ちょう) | 町 | 109.09 m |
| 里(り) | 里 | 3927 m |
| 面積 | ||
| 坪(つぼ) | 坪 | 3.3058 m² |
| 質量 | ||
| 匁(もんめ) | 匁 | 3.75 g |
| 貫(かん) | 貫 | 3.75 kg |
| 体積 | ||
| 合(ごう) | 合 | 0.18039 L |
| 升(しょう) | 升 | 1.8039 L |
| 斗(と) | 斗 | 18.039 L |
| 石(こく) | 石 | 180.39 L |
歴史
尺貫法は朝鮮経由で伝わった古代中国の度量衡に由来し、律令制のもとで整えられました。明治以降、日本は段階的にメートル法を採用し、1959年に取引上は公式に切り替えられましたが、慣習として残っています。
現代での使用
坪(約3.31 m²)はいまも不動産や建築で標準的に使われ、畳(畳数)は部屋の広さを表します。合(約180 mL)や升は米と酒を量り、石はかつて藩の石高(米の生産高)を示しました。
よくある質問
尺貫法はいまも使われていますか?
公式には1959年にメートル法へ切り替えられましたが、坪(面積)、畳、合・升(米や酒)はいまも日常的に使われています。
1坪はどのくらいの広さですか?
1坪は約 3.31 m²、畳2枚分ほどの広さです。日本では土地や床面積の標準単位です。
石(こく)とは何ですか?
1石は約180リットルで、かつて1人が1年間に食べる米の量とされました。藩の豊かさ(石高)を示すのに使われました。