米海軍式
米海軍の体脂肪率計算式は、周囲測定値を使用して体脂肪率を推定します。軍の体力評価で広く使用されています。
体脂肪率計算機とは?
体脂肪率計算機は、米海軍(US Navy)法をもとに、首・腹囲(女性は腰回りも)と身長のメジャー測定値から体脂肪率の推定値を求めるツールです。体重だけでは分からない「脂肪と筋肉の割合」を把握でき、同じ体重でも体脂肪率が違えば見た目も健康リスクも大きく異なります。体脂肪率はBMIよりも体組成を直接的に表す指標として、フィットネスや健康管理の現場で重視されます。本ツールは家庭にあるメジャーだけで測れる手軽さが利点で、体組成計やDEXA(精密測定)が手元になくても、おおよその傾向と変化を追うことができます。減量で脂肪が減っているか、筋肉を保てているかを確認する目安になります。
使い方
1. 性別を選びます。
2. 身長(cm)・首回り(cm)・腹囲(cm)を入力します。女性は腰回り(ヒップ)も入力します。
3. 計算すると、推定体脂肪率(%)が表示されます。
測定のコツ: 首はのど仏の下、腹囲はおへその高さ(女性は最も細い位置)、ヒップは最も出ている位置を、メジャーを水平にきつく締めすぎずに測ります。同じ時間帯・条件で測ると変化を追いやすくなります。
計算式と定義
本ツールは米海軍法の式を用います(cm・常用対数log10を使用)。
男性: 体脂肪率% = 495 ÷ (1.0324 − 0.19077×log10(腹囲−首) + 0.15456×log10(身長)) − 450
女性: 体脂肪率% = 495 ÷ (1.29579 − 0.35004×log10(腹囲+ヒップ−首) + 0.221×log10(身長)) − 450
周囲径の差から体密度を推定し、そこから体脂肪率を導く仕組みです。なお簡易的にBMIから推定する式(Deurenberg式など)もありますが、周囲径を使う本法の方が体型を反映しやすいとされます。
結果の読み方
一般的な目安として、男性は体脂肪率10〜20%、女性は18〜28%が健康的な範囲とされ、女性は生理機能のため男性より高めが正常です。アスリートはこれより低く、必須脂肪(男性約3%、女性約12%)を下回ると健康を損ないます。逆に高すぎる体脂肪率は生活習慣病のリスクを高めます。米海軍法はあくまで周囲径からの推定で、DEXAや水中体重法など精密な方法とは数%の誤差が生じます。測定姿勢やメジャーの締め具合でも数値が変わるため、絶対値より「変化の傾向」を重視してください。減量中に体重が減っても体脂肪率が下がっていなければ、筋肉が落ちている可能性があります。
よくある質問
米海軍法はどのくらい正確ですか? ▾
周囲径から推定する手軽な方法で、DEXAなどの精密測定とは数%の誤差があります。測定条件を一定にすれば、変化の傾向を追うには十分実用的です。
健康的な体脂肪率はどのくらいですか? ▾
一般に男性は10〜20%、女性は18〜28%が目安です。女性は生理機能のため男性より高めが正常で、必須脂肪を下回るのは危険です。
正確に測るコツはありますか? ▾
首はのど仏の下、腹囲はおへその高さ、ヒップは最も出た位置を水平に測ります。締めすぎず緩めすぎず、同じ時間帯・条件で測ると比較しやすくなります。
BMIと体脂肪率はどちらを見るべきですか? ▾
BMIは身長と体重だけの簡便な指標、体脂肪率は脂肪の割合を直接表します。筋肉量の影響を受けにくい体脂肪率の方が体組成の把握には有用です。
本ツールが示す体脂肪率は推定値であり、医療機器による測定や診断に代わるものではありません。健康状態の評価や減量計画については、医師や専門家にご相談ください。